誠に勝手ながら年末年始は、12/29(火)~1/4(月)までをお休みとさせていただきます。
平成28年度の税制改正大綱で、消費税の軽減税率導入が盛り込まれています。
財源の問題を含め将来のビジョンが感じられない。政府与党のいつもの行き当たりばったりの選挙のための政策という印象は否めず、「低所得者への配慮」という言葉が白々しく聞こえます。
税率の線引き等が分かりづらくもあり、消費者にとって大して出費が減るわけでもないのに、比べて事業者等の事務的負担・コスト的負担は大幅に増加することになりそうです。
先進国で導入されている複数税率のデメリットを敢えて自ずから受け入れ、今後単一税率に戻りづらくなってしまったという大罪は免れられないような気がします。
常々税法に限らず何でも「単純が一番」を理想とする一税理士の些細なるぼやきでした。